シルクプリントの上にプリントする事は出来る?

シルクプリントの上に熱転写シート、アイロンシートを熱圧着出来るプリントと出来ないシルクプリントがあります。
プラスチゾルインク(油性インク)の上には出来ません。
水性ラバーインクで無く、通常の水性インクですとプリントが可能です。
その他インクについてはご自身でテストして頂いてから熱圧着を行ってください。
重ねず、近くに熱転写シート、アイロンシートで熱圧着する場合はシルクスクリーンでプリントした所を避けて行ってください。
シルクスクリーン位置に熱転写機の天板やアイロンがあたるとあたった所、あたってない所で色に違いが出たり風合いが変わってしまいます。

離れた場所(例えば胸、熱転写、背中シルクスクリーン)だと可能ですが、その場合はシルクスクリーン完了後に熱転写を行ってください。理由はシルクスクリーンは通常乾燥機に通すのですが、その乾燥機温度が非常に高い為、熱転写を先に行ってしまうと熱によって、剥がれ、傷みが生じたりポリエステル生地なんかですと生地のインクが昇華してしまい、マークの色が変わる恐れがあります。

シルクスクリーン、インクの違い

ほとんどのお客様がシルクスクリーンの事は分かっても、インクまで違うなんて知らなかったとの声を頂きます。
実際プロの目からみても「このプリントがシルク?」なんて疑う事もあります。
また油性インクでのプリント、水性ラバーインクでのプリントにはほぼ違いがないので分かりづらいです。
簡単にですが、インクの違いを説明させて頂きます。

・油性インク
油性インクでプリントするとインクを生地やプリント面に「乗せる」イメージです。
・水性インク(ラバー除く)
水性インクでプリントするとインクを生地やプリント面に「しみ込ませる」イメージです。

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