剥がれやひび割れの不安…洗濯はどうすればいい?
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熱転写シート、アイロンシートのプリントを行う上で気になる事の一つが「剥がれ」「ひび割れ」です。
確かに一昔前は、アイロンシートというとネームシールやアップリケのような物で、何回か洗濯すると剥がれたり取れたりしていました。
また、生地に伸縮性があるため、シート自身も伸縮を繰り返すことでひび割れが発生していました。
近年のアイロンシートは「剥がれ」「ひび割れ」「色落ち」がとても少なくなってきています。
インクを直接刷ってプリントするシルクスクリーンプリントに負けない洗濯堅牢度を取得することが出来ます。
日常生活において「剥がれ」や「ひび割れ」「色落ち」が起こることはあまりありません。
シート自身がどんどん薄くなってきているので風合いや触った感じも「貼付けた」感じがせず、生地に馴染みます。
アイロンシートはメーカー推奨の条件で熱圧着を行うと、非常に頑丈なプリント方法になります。
注意点
- 熱い場所で放置しない。
- 洗濯後、直射日光になるような所は避ける
- アイロンを直接あてる
- 乾燥機に通す
- 凹凸面にプリントしない
- 撥水用生地(かっぱ等)は事前に試験後プリントを行う
推奨洗濯方法
水温は20°C前後で弱水流に設定してください。
ぬるま湯の方が汚れが取れるとされていますが、プリント部分へダメージを与える事があります。
金具による衣類へのダメージ、生地のたるみを防ぎます。衣類を裏返し、ネットを使用してください。
漂白剤は使用しないで下さい。
ドライクリーニングは行わないようにしてください。
脱水は長時間行わないでください。
手絞りの際は弱く行ってください。
タンブル乾燥は行わず、陰干し、もしくは表面をひっくり返して干してください。
絹、毛、ナイロン、ポリウレタンは紫外線の影響で黄変したりもろくなったりしてしまいます。
また綿の染料は日光に影響を受けやすいので、色の風合いを大事にしたい方は表面をひっくり返すことをオススメします。
濡れたまま放置すると色のついた染料が他の衣類に移る恐れがあるため、洗濯機が止まったらすぐに取り出してほしてください。