シルクプリント

シルクプリントとは主にインクが通過する穴と通過しない所を作る事(製版)でインクが抜けるところ、抜けない所が出来てそれをスキージーと呼ばれるものでインクを
刷ってプリントをする事です。シルクスクリーンとも呼ばれます。
1 色につき 1 版必要なので枚数が多ければ多いほど安く仕上がる事が多いです。
小枚数で多色の場合は熱転写で行う方が安く仕上がる事が多いです。

シルクプリント参考例)版代6000円 プリント代400円 Tシャツ500円と仮定した場合 *価格はあくまで参考例です。
Tシャツ3色プリント10枚作成時  {(Tシャツ500円+プリント代400円)×10枚}+(版代6000円×3枚)=27000円 1枚あたりの単価3600円
Tシャツ3色プリント100枚作成時  {(Tシャツ500円+プリント代400円)×100枚}+(版代6000円×3枚)=117000円 1枚あたりの単価1170円

熱転写シート参考例)プリント代900円 Tシャツ500円と仮定した場合 *価格はあくまで参考例です。
Tシャツフルカラープリント10枚作成時  (Tシャツ500円+プリント代900円)×10枚=14000円 1枚あたりの単価1400円
Tシャツフルカラープリント100枚作成時  (Tシャツ500円+プリント代900円)×100枚=140000円 1枚あたりの単価1400円

このように様々な組み合わせで価格が変わってきます。各プリント技法の特徴を活かしてプリントする事をオススメします。

製版
紗を使用した製版
一般的なシルクプリントの製版方法はアルミフレームやローラーフレームなどに紗を貼付けて、乳剤と呼ばれるものを塗った後乾燥させます。
その後、予め用意したデザインを特殊フィルムに黒ベタで印刷(以下ポジフィルム)を行い、乳剤を塗った版と、ポジをセットし露光機にて
露光する事でポジフィルムの黒ベタ部分以外の乳剤が固まり、ポジ部分の固まっていない部分を水で洗い落とす事で、版が完成します。

フィルムを使用した製版
アルミフレームなどにフィルムを貼付け、特殊な印刷機でデザイン部分だけ穴を開ける事で版が完成します。
紗の製版に比べ余計な行程がなく非常に簡単に製版する事が可能です。

フレーム
アルミフレームとローラーフレームが一般的です。アルミフレームは紗張り機といった紗を貼る機械によって貼付ける事が出来ますが、ローラーフレームは
工具のみで紗を貼る事が可能です。またローラーフレームの方が高いテンションを貼付ける事が可能とされていますが、貼付ける作業に
多少手間がかかる事、フレーム自体が重いため日本国内ではあまり使用する所がありません。

インク
シルクプリントを行う上で水性インク、水性ラバー、油性インクの 3 種が基本的な使用インクです。

水性インク
インクがしみ込む為、生地に馴染んだ風合いになります。他2つのインクに比べ発色が落ちます。

水性ラバー
プリントの風合いは水性インクとは異なり、生地に乗せたような風合いになります。

油性
水性ラバーと同等のプリントの風合いです。プロの目から見ても水性ラバーか油性か分からない事もあります。

シルクプリント、熱転写プリントでのオリジナルTシャツはこちらから製作依頼が可能です。