仮押しは必要ですか?

プリントする生地は必要な場合と必要でない場合がありますが、下台は必ずしっかり温めて下さい。

必要な場合の主な理由は下記です。

  • 生地や下台(アタッチメント)を温めることでより接着しやすくなります。
  • 生地のシワを伸ばすため。
  • 湿気を多く含んでいると接着しにくいため。
  • 伸縮性のある生地の場合、熱をかけることにより縮むことがあるため、プリント前に生地を縮める必要があります。
  • 熱によって表面が若干変わる生地の場合、プリント前に仮プレスすることでアタリを軽減することが出来ます。

必要でない場合は下記です。

  • ポリエステル100%の染料が移りやすい生地の場合は仮プレスは不要です。
    ※ですが、これによって再昇華を防げることはありません。
  • 撥水素材を含んだ生地、撥水加工された生地の場合は不要です。
    ※撥水素材は熱が加わると撥水性能が向上する性質があります。

ナイロンや中綿入の生地、機能素材、定番でない生地の場合、前もってテストする必要があります。